着物の豆知識

着崩れしない!着付けの方法【浴衣編】

夏祭り_浴衣

梅雨も明けて、夏祭りや花火大会があちこちで開催しています。
そんな夏のイベント事には、絶対浴衣で行きたいですよね!

でも、人混みの中で浴衣を着ているとすぐに着崩れたりしませんか?
今回は着崩れしにくい、着付けのポイントと
浴衣を着ているときのきれいな所作についてご紹介します。

まずは、着付けのポイント!
コーリンベルト

ポイント1:ウエスト部分の腰ひもはちょっと苦しいぐらい締めても大丈夫!
アンダーバストであまりに締めすぎると、苦しくて息ができなくなりますので、ご注意を。

ポイント2:コーリンベルトで楽々、着崩れ防止
前回の記事でも触れました、着付けアイテムです。
胸元がはだけるのを防ぐことができます。

ポイント3:着物用の下着を着ましょう
形がキレイに見えるような下着は、着物にはあまり好ましくありません。
できれば、ノンワイヤーの胸元がなるべく平らになるような下着にすれば、着付けもしやすいです。

続いて、浴衣を着た時の所作について
浴衣_待ち合わせ

一、基本中の基本!
大股で歩かずに、ちょこちょこ内股で歩くと、歩き姿も美しいですよ。
車に乗るときはお尻から入って、最後に脚を揃えて入れると美しいです。

二、手をあまり上に挙げすぎないで。
人混みでの待ち合わせで、友達や彼氏を見つけた時、
思わず大きく手を振ってしまいがちですが、
手を上に挙げすぎると、腰ひもがずれてしまったり着崩れる原因となります。
そんな時は、顔の横あたりで手を振ってみて。より可愛くなれますよ。

三、食事するときは、袖口に気を付けて。
洋服だと、袖が着物ほど長くないので大丈夫ですが、
その感覚で食事をしてしまうと、手を伸ばした瞬間などに袖口を汚してしまうことがあります。
手を伸ばすときは、袖を反対の手で押さえて、食品につかないように気を付けましょう。

さいごに

いかがでしたか?
今回紹介した方法以外でもいろいろと着崩れ防止策はありますので、
ご自身でいろいろと工夫してみてください。

もし、もう着ない浴衣や着物、和装小物などがありましたら、着物買取専門店アートトップに一度ご相談ください。
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